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1996 年度 実績報告書

量子計数型超高感度セファロ撮影装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07672044
研究機関大阪大学

研究代表者

徳岡 修  大阪大学, 歯学部, 助手 (70155513)

研究分担者 速水 昭宗  大阪大学, 歯学部, 助教授 (30028477)
渕端 孟  大阪大学, 歯学部, 教授 (70028728)
キーワードデジタルラジオグラフィー / 量子計数型X線センサ / X線画像ワークステーション
研究概要

Cd/Te素子を用いたX線センサを開発して撮影を行った。一画素のセンサを構成する基本素子は、Cd/Te素子、パルスアンプ、コンパレータとカウンタである。Cd/Te素子はX線光量子のエネルギーを電荷量に変換し、パルスアンプはそれを増幅する。次段のコンパレータはアンプよりきた電気信号のうち、任意に設定した基準電圧より低い信号をすべてカットし次段のカウンタに整形したパルス信号を送る。次段の16bitデジタルカウンタでカウントした値を画素値とした。
このCd/Te素子を多数配列した2次元センサを用いて量子計数型X線センサとした。センサのサイズは約130x2mmであった。パノラマ撮影装置AZ3000に量子計数型X線センサを取り付けた。このセンサにより、デジタルサンプリングされた多数のスリット画像を用いて、スキャノグラムを合成した。ファントムを用いてセファログラムを撮影した。
画質は改善の余地が残されたが、これらの撮像に要したX線量は通常のフィルムスクリーン系に比較して約20分の1であった。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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