研究課題/領域番号 |
07672089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
東光 照夫 昭和大学, 歯学部, 講師 (00155491)
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研究分担者 |
久光 久 昭和大学, 歯学部, 教授 (30092430)
鈴木 敏光 昭和大学, 歯学部, 助教授 (80154558)
小杉 紀子 昭和大学, 歯学部, 助手 (10245805)
松葉 浩志 昭和大学, 歯学部, 助手 (90241025)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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キーワード | グラスアイオノマーセメント / 光重合GI-C / デジタルカメラ / 色調補正 / デジタル画像 |
研究概要 |
光重合型GI-CをWSD修復および歯頸部根面窩洞、5級窩洞に応用して歯頸部根面齲触およびWSD修復を行ない、臨床的な経過をデジタルカメラで撮影し、口腔内での色調と形態の変化を観察した。使用した光重合型CI-Cは、GC社製可視光線重合型修復用GI-CLCIIおよび、3M社製トライキュア型修復用CI-CVitremerである。 臨床症例を、デジタルカメラVC-1000IIと、比較のためMedical Nikkor120mmを装着した35mmカメラで、同じ部位を撮影した。 グラスアイオノマーセメントは、従来から使用されているコンポジットレジンに比較して、口腔内での色調安定性が低い傾向がある。ところが、通常のスライド写真を用いて、さまざまの条件下で異なった日時に撮影された口腔内写真の色調の変化を把握するのは非常に困難である。そこで、第1ステップとして、デジタル画像の色調を色調補正ステッカーCasMatchを用いて、口腔内写真の色調補正法について検討を行うことにした。 CRT上で色調補正を行っても歯冠色や歯肉色は大きく異なるために、Medical Nikkorとデジタルカメラの画像は直接比較することはできず、CasMatchをメーカー指示通り使用しても、口腔内の微妙な色調を補正しきれることはなかった。撮影角度と撮影距離に注意し被写体面照度を一定に保つことにより、補正精度は高くなるものと考えられた。 CasMatchによる色補正は、シェ-ドガイドによる補正に比べ非常に容易であるものの、歯冠色や歯肉色を扱うには、取扱説明書のような黒とグレーと白による補正では不十分であった。 現時点では、デジタル写真を撮影する場合には、カメラやCRT装置などの機器の色調キャリブレーションを正しく行い、角度と距離に注意しCasMatchとシェ-ドガイドの両方を写しこみ、色調補正をするのが、現時点では最も現実的な方法であると考えられた。
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