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1995 年度 実績報告書

Tissue Expanderによる口腔粘膜及び骨膜伸展に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07672156
研究種目

一般研究(C)

研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

石井 正俊  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (70212826)

研究分担者 高橋 雄三  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (50014329)
小野 富昭  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (80014207)
キーワード組織伸展 / テッシューエキスパンダー / 口腔粘膜、骨膜
研究概要

本研究を行うに当たって最大の問題となる動物実験モデルの作成を行った。
・Tissue Expanderの下顎骨挿入モデル
Tissue Expanderをビ-グル犬の両側下顎骨骨膜下に挿入する動物モデルの作成するにあたり、挿入するTissue Expanderの形状、容量についての検討、および生理食塩水の収入速度についての検討を行った。その結果、形状による差異は殆ど差は認められなかったが、容量では25cc以上のものでは、粘膜骨膜が過度の緊張を引き起こし、粘膜壊死やTissue Expanderの露出の原因となった。生理食塩水の注入速度では急速に注入すると同部の粘膜、骨膜が適応しきれずにやはり同様の問題が発生することが判明した。しかしながら、緩徐な伸展を行えば顎口腔領域という特殊な領域でも組織の伸展は十分に可能であることが解った。
・Tissue Expanderの上顎骨挿入モデル
上顎の場合も下顎の場合と同様の検討を行ったが、挿入部位やチューブの固定方法の問題がいまだ未解決で、適正なサイズ、生理食塩水の注入速度についての検討については今年度の課題となる。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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