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1995 年度 実績報告書

口腔扁平上皮癌における癌遺伝子増幅とその臨床的意義に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07672181
研究種目

一般研究(C)

研究機関大分医科大学

研究代表者

清水 正嗣  大分医科大学, 医学部, 教授 (90013846)

研究分担者 小野 敬一郎  大分医科大学, 医学部, 教務員 (10191967)
河野 憲司  大分医科大学, 医学部, 助手 (50214664)
キーワード口腔扁平上皮癌 / 癌遺伝子 / 遺伝子増幅 / 生物学的悪性度
研究概要

パラフィン包理材料が保存されている口腔扁平上皮癌症例を対象に、Goelzらの方法(1985)によりDNAを抽出し各種癌遺伝子の増幅を調べることを目的とし,まずDNA抽出・検出へのホルマリン固定の影響を,当科保有の培養癌細胞を用いて検討中である。使用した培養細胞は当科で樹立した口腔扁平上皮癌由来の癌細胞株(MOK-101,未クローニング,110-115代)である。DNA抽出にはDNA抽出キット(和光純薬)を用い,抽出されたDNAを10%緩衝ホルマリンにて処理し,EcoRIで分解後,寒天電気泳動を行い,エチレンブロマイド染色にて紫外線照射下に泳動状態を観察したところ,10%緩衝ホルマリン処理では,抽出されるDNAの低分子化は無視でき,良好な結果であった。引き続き,同ホルマリンにて固定した組織標本からのDNA抽出状態について検討し,各種癌遺伝子プローブを用いて,サザンブロッチングを行う予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 清水正嗣: "上顎骨内進展の腺様嚢胞癌における根治性の追求とQOL" 日本口腔腫瘍学会誌. 7. 37-44 (1995)

  • [文献書誌] 河野憲司: "腺様嚢胞癌" 歯科ジャーナル. 41. 55-62 (1995)

  • [文献書誌] 清水正嗣: "口腔外科学 佐々木元賢 編" V.口腔外科的疾患6.腫瘍4)悪性腫瘍(4)非上皮性腫瘍, 695 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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