研究課題/領域番号 |
07672447
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研究機関 | 京都文教短期大学 |
研究代表者 |
加藤 博史 京都文教短期大学, 家政学科, 助教授 (50185865)
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研究分担者 |
家森 幸男 京都大学大学院, 人間環境学研究科, 教授 (80025600)
生駒 考彰 京都文教大学, 人間学部, 教授 (00105222)
森 忠三 京都文教大学, 人間学部, 教授 (10025562)
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キーワード | 死の質の指標 / QOD / インフォームド・コンセント / ホスピス / 宗教 |
研究概要 |
加藤は『QODの自己点検指標』の分野について、研究を行なった。その成果を「わが国における死の質の指標の構築に関する研究」と題して、5編の論文に書いている。第1編では「豊かな臨終の位置づけ」について、第2編では「QOD指標の仮説」について、第3編では「専門ソーシャルワーカーの必要性と課題」について、第4編では「病院ボランティア活動の参加調整推進と自己評価指標」について、第5編では「臨終の認識変遷」について考察を行なっている。これらの研究の業績をふまえて「QOD自己点検表」を提案している。 森は『インフォームド・コンセントと教育』の分野について、研究を行なった。その成果を「ロールプレイと死の質」の論文として、「インフォームド・コンセントと医師の役割」と題して、「インフォームド・コンセントの講義と学生の反応」と題して考察を行なっている。「小児心疾患のインフォームド・コンセント」と題して医師が患者や家族に伝えるべき内容について解説を行なっている。「日本の医学部・医科大学における医学概論の実施状況:1988年度と1994年度のアンケート調査」の論文は、中国で高く評価され中国語に翻訳されている。 生駒は『インフォームド・コンセントと宗教』の分野について、研究を行なった。生駒は米国のホスピスの関係者との面談による調査を行ないその成果を「死をめぐって、アメリカでは今:サナトロジー、QOL、QODとは」と題して、「アメリカのQOL、QODをめぐって」と題して考察を行なっている。仏教の僧侶・キリスト教の牧師を対象にアンケート調査を行ないその成果を「インフォームド・コンセントと宗教」と題して考察を行なっている。 家森は『QOLと高齢者』の分野について、研究を行なった。その成果を「日本における高齢者の介護の状況:新しい介護システムに関するアンケート調査」と題して英文で論文を書き、考察を行なっている。
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