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1997 年度 実績報告書

看護系大学教育における小児看護学カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07672537
研究機関日本赤十字看護大学

研究代表者

筒井 真優美  日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50236915)

研究分担者 込山 洋美  日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (90298224)
飯村 直子  日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (80277889)
キーワード小児看護学 / カリキュウラム / 看護系大学教育 / 21世紀の看護教育 / 小児看護学実習 / 少子化 / 米国の看護教育 / 質問紙調査
研究概要

平成8年度に実施した質問紙調査の結果及び米国の看護教育などの文献をもとに、看護系大学における小児看護学の授業、技術演習、実習に関する分析を行い、21世紀における小児看護学のカリキュラムを有識者と共に検討した。
1)21世紀における小児看護学の授業
時代の変化を予測し、社会におけるヘルスケアのニードに応じた授業を展開する。また、実際に子どもを観察したり、インタビュー等をとおして子どもを理解し、ロールプレイや事例検討によって、子どもと家族の求めている援助を学び、状況に応じた看護ができる看護者を育成することが必要である。
2)小児看護学における技術演習
技術演習は、学生が実際の看護場面の状況をイメージし、自ら学ぶ姿勢を持って隣地実習に臨むことを助ける。基礎的な看護技術の他、実習施設の特徴の合わせて行う。
3)小児看護学の実習
小児看護学の実習環境は、早急に検討しなければならない課題が多い。
少子化の影響で実習施設が得られにくくなっているが、「健康な子どもとかかわる」実習(保育園など)と、「病気を持つ子どもと家族の援助」の実習(病棟の他に、外来やサマーキャンプへの参加なども考える)が必要である。
少ない時間数で効果的な学びができるように、実習目的の検討が重要である。
ひとりの教員が指導することができる学生数は、6人までである。指導者や教員は臨床経験が豊かで、かつ効果的に学生にかかわることができることが望まれる。
実習の評価は記録だけでなく、学生の子どもや家族との実際のかかわりを評価する必要がある。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 筒井真優美: "社会環境の変化を意識した看護大学における小児看護学の授業内容及び方法の実態" 日本小児看護研究学会誌. 6・1. 60-61 (1997)

  • [文献書誌] 飯村直子: "看護系大学における小児看護学実習の実態" 日本小児看護研究学会誌. 6・1. 68-69 (1997)

  • [文献書誌] 筒井真優美: "看護系大学における小児看護学の授業の実態" 日本看護研究学会雑誌. 20・3. 244- (1997)

  • [文献書誌] 筒井真優美: "看護系大学における小児看護学の教育内容" 日本看護学教育学会誌. 7・2. 130- (1997)

  • [文献書誌] 飯村直子: "看護系大学における小児看護学の技術演習の実態" 第44回日本小児保健学会講演集. 300-301 (1997)

  • [文献書誌] 飯村直子: "看護系大学における小児看護学実習に関する今後の課題と展望" 日本看護科学会誌. 17・2. 168-169 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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