研究概要 |
加齢の動作の退行に与える影響を検討するために、歩行動作を対象として加齢による歩行動作の変化を平均年齢70.3±6.0歳の男子6名と、平均年齢79.8±9.3歳の女子5名を被験者とした3年間の高速VTR撮影,及び座標値変換法による測定から検討した。 1.1995年と1997年で男女共に統計的に有意な変化を示した測定項目 (男子) 年度 歩行速度 歩幅 膝関節最大屈曲 膝関節変位域 膝垂直最高位 つま先垂直最高位 1995 55.9±8.8m/分 53±5cm 112.0±5.5度 58.5±8.7度 47±2cm 12±2cm 1997 47.9±14.2 43±8 133.1±9.0 39.9±9.0 43±3 8±1 (女子) 1995 55.2±10.9m/分 47±5cm 115.2±4.8度 49.6±4.3度 45±2cm 9±1cm 1997 41.2±8.5 37±5 127.1±3.8 39.1±4.7 43±3 7±1 2.1995年と1997年で男女共に統計的に有意な変化を示さなかった測定項目 (男子) 年度 歩数 1周期時間 接地時間 スウイング時間 両足接地時間 1995 107.6±11.1歩/分 1.13±0.11秒 0.72±0.07秒 0.41±0.05秒 0.15±0.02秒 1997 108.6±14.1 1.13±0.15 0.71±0.13 (女子) 1995 115.8±13.0歩/分 1.05±0.14秒 0.66±0.09秒 0.39±0.03秒 0.15±0.05秒 1997 110.4±8.8 1.09±0.09 0.70±0.08 0.39±0.02 0.15±0.04
|