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1995 年度 実績報告書

支援タイプ決定機能を持つプログラミング学習支援システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07680210
研究種目

一般研究(C)

研究機関宇部短期大学

研究代表者

藤井 美知子  宇部短期大学, 情報計数学科, 助教授 (00156829)

研究分担者 高本 明美  宇部短期大学, 情報計数学科, 助教授 (10154907)
キーワードプログラミング教育 / プログラム理解 / 学習支援 / クラスター分析
研究概要

学習者がプログラミングを作成する過程でコンパイル時のエラーより自動的に支援内容が提供できるために、支援の検討を行った。
半年間プログラミングの講義、演習、実習を受講した学生に対して、初心者が理解しにくいところである制御構造の問題に対して、プログラミングを完成させるテスト形式の調査を実施していたので、そのデータをもとに誤りを誤り原因に基づいて分析した。
誤り原因による分類結果をfor文、while文についてそれぞれ原因間に類似度や関連を調べるためクラスター分析した。そして、原因に対する支援を決めた。
1.学習者が起こした誤り原因内容の類似性の指標に基づいて多数の要素をいくつかのまとまり(クラスター)に分類するためクラスター分析を用いた。クラスター分析は最短距離法(nearest neighbor method)を使用した。
2.for文、while文についてそれぞれクラスター分析した。その結果、for文に関して4つのクラスターに分け、while分に関しては5つのクラスターに分けた。
3.各クラスターごとにプログラミング学習段階で理解できていないところに対する必要な支援を提案した。また、クラスター分析し、支援をみてみた結果、for文、while文ともにほぼ同じ支援内容であることがわかった。
次に、for文に関する誤り原因とwhile文に関する誤り原因による関連を両者のクロス表をもとに調べた。その結果、両者の間にも関連のある項目があることが分かった。for文で理解できていない事柄については、while文でも同様に理解できていないということが明らかとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 藤井美知子・高木明美: "プログラミング学習支援を目的とした誤りのクラスター分析" 日本教育工学会第11回大会講演論文集. 477-478 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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