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1995 年度 実績報告書

個性的な問題解決活動を支援するためコンピュータ利用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07680241
研究種目

一般研究(C)

研究機関聖徳大学短期大学部

研究代表者

土橋 永一  聖徳大学短期大学部, 助教授 (10237175)

キーワードコンピュータ利用学習 / プログラミング活動 / 問題解決学習 / マルチメディア環境 / Logo / 個性的な学習
研究概要

1.日本語プログラミング言語を用いた実践を行っている教師からの情報収集、雑誌や実践報告集などの事例を整理する中で、次のようなことが明らかになってきた。
・児童・生徒がコンピュータを動かす場はあるものの、「プログラミング活動をする根拠」が不明確な場合が多い。
・閉じたプログラミング活動の世界では多くの児童・生徒の学習を発展させることは難しい。
2.本研究のための学習材開発システムとして、Logo言語とともにム-ビ-、写真、音声、手書き文字や絵図等の利用できるマルチメディア環境を整えた。そして、次のような学習プロジェクトを構想し、具体的な学習材の開発を行った。
・ム-ビ-を参照しながらプログラミングする ・図形の規則性を探究する
・自分の音声をプログラミングの素材として利用する ・図形の規則性を探る活動を支援する
3.開発した学習材の試用から得られた知見
現在、開発した学習材の部分的な試用を行なっている。その結果、
・マルチウィンドウで映像や写真を提供することで活動のイメージが広がる。
・音声をプログラミングの素材として扱うことによって、活動に余裕と広がりが出る。
などの効果を認めている。今後、児童・生徒による試行調査を通してデータを蓄積し、プログラミング活動導入のきっかけ、活動が発展するきっかけ、音声や写真などの素材としての効果などについて考察していきたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 土橋永一: "日本語プログラミング言語の活用に関する研究(1)" 日本教育工学会第11回大会講演論文集. 569-570 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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