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1995 年度 実績報告書

小中学校理科の観察・実験について関心・意欲・態度の観点別評価方法の試行

研究課題

研究課題/領域番号 07680262
研究種目

一般研究(C)

研究機関東京学芸大学

研究代表者

榊原 雄太郎  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90014753)

研究分担者 松川 正樹  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (30127914)
遠西 昭寿  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20135396)
石井 醇  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20014722)
キーワード小学校・中学校 / 理科 / 教科書 / 観察・実験 / カテゴリー / 活動 / 関心・意欲・態度 / 観点別評価
研究概要

1.観察・実験について、小学校理科教科書の7つの会社(学習研究社、学校図書、教育出版、啓林館、信濃教育出版部、大日本図書、東京書籍)から出版されている第3学年から第6学年のC区分の調査を対象とした。
2.教科書から、観察に関する記述を活動、結果、及び写真・イラストの3つを次の様な観点から選び出した。
(1)活動とは学習活動を促すもの。
(2)結果とは観察の結果をカード形式にまとめているもの。
(3)写真・イラストとは観察の結果を写真やイラストにしたもの。
3.それぞれの教科書より選び出した記述を小学校指導書理科編の内容を参考にして抽出したカテゴリーによつて分類を行った。カテゴリーの数は第3学年、第4学年、及び第5学年でそれぞれ13個、第6学年では16個である。
4.この結果、第3学年、第4学年、及び第5学年では一部のカテゴリーに集中が見られた。しかし、第6学年では特定のカテゴリーへの集中は見られなかった。
5.第3学年から第6学年を通して、観察に使われやすいカテゴリーはC区分では事象の変って行く様子を観察するものが多い。これは、1つの事象を観察するのに長い時間を要するものであるので教科書の記述が多くなるのであろう。
6.観察に使われ難いカテゴリーは、五感による観察のものが多い。また、具体的に手に取って観察できないものも、観察として取り上げられ難いものになっている。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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