研究分担者 |
竹野下 寛 長崎大学, 教育学部, 教授 (70081304)
鈴木 慶子 長崎大学, 教育学部, 講師 (40264189)
福田 正弘 長崎大学, 教育学部, 助教授 (60149929)
赤崎 眞弓 長崎大学, 教育学部, 助教授 (40123856)
川上 昭吾 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)
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研究概要 |
本年度の研究重点項目にそって,研究を行っており,その成果のまとめを以下に示す. 1.大学教育の改善を目指して,現在の大学教育の実態と課題の分析について,他学部(工学部,医学部,歯学部,薬学部,経済学部,水産学部,教養部)の協力者を求めて行った. 2.大学教育の改善については,各学部の構成員が共通の場で,検討を加えることの必要性を認識し,研究推進の母体を構築した. 3.大学教員と学生を対象として,大学の教育に対する意識や姿勢,要望,さらには,そのあるべき姿などについての考え方を心理学的な手法(調査)を用いて明らかにした.その結果,大学の教育に対する学生と教員の意識の差やそれぞれの立場での考え方やことば(概念)の捉え方が明らかになった.これらをもとに,大学教員および各学部教育の課題を明らかにすることができた. 4.大学教育の歴史的な変遷を調べることによって,研究分担者の間の共通理解を行った 5.現在,大学に求められている教育改善についての共通理解を図り,今後の具体的な方針についての検討を行った. 来年度に向けては,大学における授業の改善案を考えるとともに,それらを組み込んだ具体的なカリキュラム編成や授業を行って,大学の授業のあり方を示す.また,それを分析検討することで,大学における教育改善の視点と方法をさぐりたい.
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