1993年に田上は、財団法人国際コミュニケーション基金の助成金により、それまでには無かった全く新しい形態・内容の教材「外国人のための日本語平成の科学技術」を上梓した。その後2年間にわたる田上自身および国内・国外の多数の使用者による使用を通じてこの新教材の使い勝手、内容について改良すべき点、などを集積し十分検討した上で、新たな科学・技術の展開に対応して (1)日本語を1年間程度学習した外国人(研究者・留学生)のための教材・参考書、 (2)日本人帰国子女、日本人大学受験生のための参考書、 (3)一般の日本人自然科学者・技術者のための教養書 として、上記教材の続編(下記)を作成し刊行した。内容は、1993年以降1995年後半の科学・技術情報(1995年12月に改定された「気象庁 震度階級関連解説表」の記述を含む)までを含めた。
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