研究概要 |
7週齢のラットの骨髄細胞を採取し15%FCSを含むMEM培地で培養した。約1週間でconfluentになり、trypsin処理の後Vitamin C,Glycero-phosphate,Dexamethasoneを培地に加えsubcultureした。Subcultureは細胞数約4x10^4個を直径35mmの培養皿において行った。約2週前後からin vitroの骨形成が始まった。このsubcultureの時に種々の平板状のセラミックス等の材料上(直径34mm)でも培養をおこった。ラットBGP(Bone Gla Protein)抗体を我々はすでに作成していたので、これを使用してのラットBGP測定実験をおこないBGPの定量実験をおこなった。またALP染色、Alizarin red S染色により定性的判定も可能であった。BGP、ALPのcDNAもすでにクローニングしていたのでこれらのプローブを用い培養細胞よりRNAを抽出したのち遺伝子発現(Northern blot)の実験もおこなった。この遺伝子発現の実験により、骨芽細胞の活性の検定をおこなえた。
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