メロン、シロウリ、マクワウリおよびキュウリのACC酸化酵素遺伝子のPCR増幅産物のサイズは、C.metuliferus、C.figareiおよびC.zeyheriを含む他のキュウリ属植物と比べて、約100bp短かった。ダイレクトシークエンスにより、このサイズの差異はイントロンのサイズの差異であることが判明した。メロンとC.metuliferus、C.figareiあるいはC.zeyheriのDNAを混合しPCRを行ったところ、それぞれの植物に由来するPCR増幅産物が得られた。 RAPD法の一種であるAP-PCR法によって、メロン、C.metuliferus、C.figareiおよびC.zeyheriにバンドパターンに差異を認めた。メロンとC.meruliferus、C.figareiあるいはC.zeyheriのDNAを混合しPCRを行ったことろ、それぞれの植物に由来するバンドパターンが得られた。 以上の結果よりこの2つの方法によって体細胞雑種が選抜できると推察した。
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