1)実験動物を用いたものに関しては、マウスを用いて行っているため耳下腺、顎下腺、舌下腺などの組織が小さく、特に月齢が小さいものほど採取に苦労し、やや検体数を増やして検討を行い、ほぼ月齢に伴いプロラクチンの変化について免疫組織化学的に認められていますが、現在、また補足分の検討を行っているところです。また、免疫化学的検討ではまだ検討中の段階で、検体の組織量が足りないために補足分の検討と伴せて再度検討を行う予定でおります。(組織量の問題と抗体の希釈濃度に問題があると考えています。) 2)臨床からの材料を用いたものに関しては手術症例で唾液腺を摘出できる症例が少なく、いましばらくの組織採取期間が必要であると考えられます。 また、唾液の分泌量の測定を外来にて行っておりますが、現段階では検体数が少なく同様にもう少しの採取期間を必要としています。全体的に臨床からの検体に関しては検体数が少ないうえに年齢や全身状態などにばらつきが多く、検討するのに苦慮しています。 実験動物を用いたものに関しては、近いうちに発表できるものと考えています。
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