当初の計画予定通り、初年度は次のような研究実績をあげた。 1.「精神薄弱」という用語の意味論的研究. 2.知的障害の施設である「精神薄弱児施設」および「精神薄弱者施設」を計81ヶ所訪問し、「スティグマの感情が社会福祉に及ぼす影響」に関する調査の主旨説明をすると共に本調査の依頼をする. 3.兵庫県における「知的障害児・者」の親の大会で予備調査を実施し、約200の票本を得て集計・分析する. 4.予備調査の集計は「精神障害者の家族」への前調査(前回の科研費により調査済)と比較し、次の仮題で学術誌に投稿予定である。 仮題:「精神障害」と「精神薄弱」がもたらす「スティグマの感情」比較について
|