次年度は次のような研究業績をあげた。 1.初年度に引き続いて「精神薄弱」という用語の意味論的研究。 2.知的障害の施設である「精神薄弱児施設」および「精神薄弱者施設」を訪問し「スティグマの感情が社会福祉に及ぼす影響」に関する調査を実施した。当初55施設で調査する予定であったが、53施設となった。調査票の回収数は1840、有効回応数は1836であった。 3.現在、この1836の調査票本数について統計処理をし、分析・解析中である。 4.予備調査との比較、「精神障害者の家族」への前調査(前回の科研費により調査済)結果とも比較、研究予定である。
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