研究概要 |
Mullerian inhibitor(MI)の遺伝子発現をRT-PCR(Reverse tanscription -polymerase Chain Reaction)により試みた. 対象は産婦人科領域で容易に採取可能で,Nlを発現していると報告されている、Granulosa cellを用いた。開腹手術時に患者の同意を得て卵細胞を穿刺、吸引し卵胞液中に含まれるGranulosa cellを遠沈により得た.このGranulosa cellをそのまま、あるいはmonolayer cultureにより初代培養したGranulosa cellから、total RNAを抽出した. Primerはexon3,4 exon1,3に設定した2種類を作成しRT-PCRをおこなった.種々に条件を変えてRT-PCRを行なったが雑多なバンドが多く、目的とするバンドが得られていない. その原因としてはtotal RNAの劣化、PCRの各段階での条件設定がふさわしくないことが考えられるので、現在検討中である.
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