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1995 年度 実績報告書

悪臭を伴う施設の環境モニタリングシステムの開発と環境教育への応用

研究課題

研究課題/領域番号 07808019
研究種目

一般研究(C)

研究機関福井工業高等専門学校

研究代表者

吉村 忠与志  福井工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (60042991)

研究分担者 青山 義弘  福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 助手 (40249785)
キーワード悪臭計測 / 環境モニタリング / 悪臭度評価 / 匂いセンサシステム
研究概要

環境教育における住民苦情の絶えない悪臭の問題解決において、悪臭を伴う施設の環境モニタリングシステムに関する基礎的な研究開発を遂行してきた。これまで半導体ガスセンサを複数種複合することにより、コンピュータ支援の匂いセンサシステムを開発してきた。この一連の研究を踏まえてまず、悪臭を伴う施設で使用する目的で、携帯用の環境モニタリングシステムを設計し試作した。それを用いて悪臭の計測に関する基礎的な研究を検討した。
研究成果の一部を電気化学協会95年秋季大会(1995年9月29日山梨大学にて)技術・教育研究懇談会で口頭発表し、さらに研究論文として発表した。内容は、研究の初期段階のものであるため、携帯用の環境モニタリングシステムの試作報告のみであるが、現段階では、大気の悪臭度について個々の悪臭物質について検討している。
本研究は、平成8年度も継続であるので、今後の見通しとして、携帯用の環境モニタリングシステム第1号機を試作して悪臭を伴う施設の現場で応用することにより、本システムの実用化に向けて研究を遂行する予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 吉村、西川、青山、酒井: "悪臭を伴う施設のモニタリングシステムの開発" 電気化学協会技術・教育研究論文誌. 4(2). 157-162 (1995)

  • [文献書誌] 吉村忠与志、青山義弘: "複合したイオン選択性電極システムによる清涼飲料水の味覚的な識別" 電気化学協会技術・教育研究論文誌. 4(2). 163-168 (1995)

  • [文献書誌] 吉村忠与志: "悪臭のメカニカルセンシング技術の開発と実用化" PPM(環境・資源・安全). 26(7). 33-37 (1995)

  • [文献書誌] 吉村忠与志(分担執筆): "科学教育:次の教育課程はどのような内容を扱うべきか工業高等学校におけるカリキュラム変更に伴う対応" 日本学術会議科学教育研究連絡委員会, 250 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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