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1995 年度 実績報告書

超イオン音波ダブルレイヤによる粒子加速機構

研究課題

研究課題/領域番号 07858052
研究機関核融合科学研究所

研究代表者

高丸 尚教  核融合科学研究所, 理論・シミュレーション研究センター, 文部教官助手 (20241234)

キーワード超イオン音波ダブルレイヤ / 粒子シミュレーション / エントロピー / 粒子加速 / 定電流モデル / 開放系
研究概要

核融合プラズマに限らず、プラズマ中の様々な電位形成機構は未だ明らかにされていない。ここで取り上げるのは、磁力線沿いの電位形成および粒子加速機構である。この具体例としては、核融合プラズマで言えば、Qマシンやダイバータなどで見られる磁力線に沿って形成される電位構造、自然界のプラズマで言えば、オーロラ粒子加速機構等がある。これらはともに、磁力線に沿った方向に開放された系となっている。この開放系であることが、より現実的な配位における、電位形成機構のシミュレーション研究をする上で障害となっていた。そこで、本研究では、粒子運動論的効果を考慮した粒子シミュレーション手法を用いて、開放系のシミュレーション・モデルを構築することによって、磁力線沿いの電位形成(電気二重層形成)機構の物理機構について研究をおこなう。運動論的エントロピー表示法を用いることで、(超)イオン音波電気二重層形成機構に対する電子とイオンの役割を見いだすことに成功した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tetsuya Sato,et al.: "Kinetic Self-organization:Creation of Super Ion Acoustic Double Layer21GC01:Physics of Plasmas" 2. 3609-3613 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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