研究課題
Mg-2.7at.%Zn-0.4at.%Y合金を使用し、双晶界面に存在するMg_4Zn_7析出粒子について微細組織観察を行った。Mg-Zn系に見られる針状形態の析出粒子ではなく、不規則形態を有する析出粒子が、双晶界面で多く存在することが分かった。双晶界面上に存在するこれらの析出粒子は、母相ではなく双晶界面に近い構造を示すことが分かった。また、これらの機械的特性、特に硬さについて調査した結果、双晶界面は、転位の運動を阻害するため、硬さの改善に寄与するが、双晶界面に存在する析出粒子は、硬さにあまり影響を及ぼさないことが明らかになった。これらの結果は、日本金属学会およびTMSにて発表行った。また、学術誌には、現在、投稿中である。
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Magnesium Technology 2009, TMS
ページ: 445-450