研究概要 |
言語の重複および一般重複演算に関して、研究分担者は与えられた正規言語の重複演算根および一般重複演算根の正規性に関しての研究を行った。その結果は、11.研究発表[雑誌論文]欄に記載されている論文として刊行された。さらに研究分担者は、言語の重複および一般重複演算閉包に関して語の書換え系の研究手法を用いて正規性の保存性に関しての研究を行った。この結果は、11.研究発表[学会発表]欄に記載されている論文のかたちで発表された。上記の研究課題に関して、研究代表者は平成19年度内に印刷されたかたちでの論文を刊行していないが、論文Duplication in DNA sequencesを投稿中である。研究内容は、一段階の重複演算の適用によるチョムスキー言語階層の保存性に関するものである。これら研究代表者および分担者による研究はそれ自身興味のあるものであるが、DNA計算理論に応用される。 研究代表者のそのほかの研究としては、語の周期性と言語の原始性に関する研究があり、11.研究発表[雑誌論文]欄に記載されている論文として刊行された。さらに11.研究発表[雑誌論文]欄には記載されていないが受理論文として、Marcus contextual languages consisting of primitive words(with P. Domosi and S. Marcus), Discrete Mathematics(2008)がある。 研究代表者のもうひとつの研究課題としては、非決定性有向オートマトンおよび最短の有向語の研究があり、11.研究発表[雑誌論文]欄に記載されている論文として受理されている。さらに11.研究発表[雑誌論文]欄には記載されていないが2編の論文が受理されている。
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