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1997 年度 実績報告書

欧州に於ける日本古典籍の歴史的研究-国際協力による在外古典資料の総合的研究-

研究課題

研究課題/領域番号 08041036
研究機関国文学研究資料館

研究代表者

岡 雅彦  国文学研究資料館, 国文学研究資料館, 副館長 (20044729)

研究分担者 落合 博志  国文学研究資料館, 文献資料部, 助教授 (50224259)
新藤 恊三  国文学研究資料館, 文献資料部, 教授 (80007161)
鈴木 淳  国文学研究資料館, 文献資料部, 助教授 (40162953)
山崎 誠  国文学研究資料館, 文献資料部, 教授 (70094696)
松野 陽一  国文学研究資料館, 館長 (50005823)
キーワード欧州 / 日本古典籍 / 在外資料
研究概要

今年度も昨年に引き続きドイツ・イタリア国内の調査対象資料を二次にわたって調査班を派遣、調査した。
1.事前折衝:ドイツ・イタリア国内の調査対象資料についての詳細な情報を入手し、先方と調査受入れについて事前連絡を密にとり、現地の研究協力者と事前打ち合せを行なった。
2.現地本調査:フランクフル工芸美術館・ローマ国立図書館などの調査を実施した。西洋古典籍研究の中心先進機関を視察、研究者と交流をはかった。
3.現地日本研究者と古典籍を核とした共同研究の在り方を討議した。
4.帰国後の整理と研究:継続調査分の調査カードの整理、国内資料との比較照合と目録作成を目的とした作業を分担し、これを実施した。
5.調査報告:作成の礎稿をもとに、善本解題、或いは略解題付の目録を作成して、調査報告書として公開する準備を行なった。
6.最終年度の計画のための情報収集:可能な限りの手段で、欧州の日本研究者と連絡交渉して、資料所在情報を入手することに努めた。
本年度はほぼ南ドイツの所在調査を完了したので、目録をなるべく早く公刊する予定で、招聘研究者と打ち合わせを行った。またケルンのブルベラ-氏個人蔵の目録も作成準備にかかっている。サレジォ大学の江戸末期の小説の目録化の見通しもほぼ得られた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 文献資料部: "「南ドイツ・チューリッヒの日本古典籍調査報告」(2)" 『調査研究報告』. 19. (1998)

  • [文献書誌] Makoto Yamazaki: ""Descriptive catalogue of Japanese Books in St.Petersburg University"" Benseisha, 112 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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