研究課題/領域番号 |
08041045
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
進藤 榮一 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70041093)
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研究分担者 |
藤岡 惇 立命館大学, 経済学部, 教授 (80104868)
萩原 伸次郎 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (80104694)
藤本 一美 専修大学, 法学部, 教授 (30245154)
クオー F.Q. 東京国際大学, 国際関係学部, 教授 (00275801)
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キーワード | 冷戦後 / アメリカ / 対日政策政治 / 政治 / 経済政策 / 外交国際関係 / 通商政策 / 安全保障政策 |
研究概要 |
1.冷戦後のアメリカの対日政策の展開を、現地調査を踏まえ、政治、経済、外交、国際関係等の各専門分野から探求する本学術調査は、その第1年度目が当初の計画に従って、順調に進められた。また、国内での合宿研究会も、予定通り行われ、現地調査を中心とする共同研究体制の進展が効果的にはかられた。以下各研究者毎に、研究実績を概観する。 2.進藤は、別途の資金をえて、96年7〜11月までワシントン(ウッドロ-・ウィルソン国際学術センター)に滞在し、特に対日政策に関する研究を深めたが、さらに、本調査資金により、97年3月に、米国西海岸、ワシントン、メキシコ(ティファナ)、カナダを訪問し、特に軍事安全保障とNAFTAについて重点調査した。 3.クオは米国の対アジア政策、中国、APECに焦点を当て、97年2月に現地調査を行い、また3月には別途資金によりカナダを訪問、米加NAFTA関係の分析を進めた。 4.藤本は、米国の変貌を、米国内政治を中心に分析し、特に、96年大統領選のプロセスとその影響に焦点を当て、96年11月にワシントンとボストンを中心に現地調査をし、研究を深めた。 5.萩原は、米国経済力と競争力の「復活」の意味と構造を中心に研究を進め、97年3月に現地調査を行い、クリントン再選後の経済政策の変貌を追った。 6.藤岡は、所属大学より派遣され、95年9月〜96年2月までラトガ-ズ大学のアン・マークセン教授の下で在学研究を進めていたが、本共同研究参加後も引きつづき、ワシントンに拠点を移し、96年9月まで滞在した。特に、冷戦後米国の経済通商戦略の展開を、フォローし、現地調査した。
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