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1996 年度 実績報告書

アジア地域の中等教育の内容と評価法に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 08041056
研究機関名古屋大学

研究代表者

馬越 徹  名古屋大学, 教育学部, 教授 (60000030)

研究分担者 近田 政博  名古屋大学, 教育学部, 助手 (80281062)
小川 佳万  広島大学, 大学教育研究センター, 助手 (90284223)
野津 隆志  埼玉短期大学, 教職課程, 助教授 (40218334)
西村 重夫  京都大学, 東南アジア研究センター, 助教授 (90132422)
西野 節男  名古屋大学, 教育学部, 助教授 (10172678)
所澤 潤  群馬大学, 教育学部, 助教授 (00235722)
渋谷 英章  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (50183398)
石村 雅雄  京都大学, 高等教育教授システム開発センター, 助教授 (80193358)
村田 翼夫  筑波大学, 教育学系, 教授 (10000085)
大塚 豊  広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00116550)
キーワード中等教育 / 教育課程 / アジア教育 / 修了資格 / 単位制 / 大学入学統一試験
研究概要

本年度は3年計画の第1年次に当たるため、(1)国内調査、(2)海外予備調査、を中心に実施した。
(1)国内調査としては、アジア地域の中等教育(特に教育内容・評価法)に関する先行研究が収集されている国立教育研究所、アジア経済研究所、日本国際教育協会、各大学図書館等を訪問し、資料の収集を行なうと同時に、関係者への聴き取り調査を実施した。また研究分担者全員により2回全体会議を開催し、先行研究の検討、海外予備調査項目の選定、海外予備調査結果の検討を行ない成果を上げることができた。
(2)海外予備調査としては、当初の予定通りアジア10か国・地域(韓国、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、バングラデシュ、タイ)の現地調査を行ない、主題に関する基本資料の収集と関係者への聴き取り調査を実施した。国・地域により、学校訪問調査の難しいところがあったが、調査はおおむね順調に実施できた。アジア各国・地域の中等教育は、量的拡大とともに質的変化を遂げつつあり、本研究の主題である教育内容・評価法の面でも大きな変化が見られるだけに、最新の資料を収集できたことは大きな収穫であった。
ただ、調査日程(期間)の制約から、初年度の調査は首都圏の調査に限定されたため、地方レベルの教育の実情までは把握できなかった。また、学校における異体的な教育実践において、中等教育内容がどのように教えられ、学生評価が行なわれているかについては第2年次以後の課題として持ち越された。さらには、本主題と密接に関係している、アジア各国・地域における日本語教育事情及び留学生送り出しの実情についても、初年度調査では十分な資料収集ができず、次年度以後の課題となった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 馬越 徹: "アジアの高等教育を概観する" 職員総合研修報告書(財団法人・私学研修福祉会). 691-712 (1996)

  • [文献書誌] 馬越 徹: "比較・国際教育学研究の現在" 比較・国際教育学(石附実 編著). 42-59 (1996)

  • [文献書誌] 大塚 豊: "中国・シンガポールの大学入試" 大学入試フォーラム. 19. 88-94 (1996)

  • [文献書誌] 大塚 豊: "中国における教員の評価" 教員に求められる力量と評価(佐藤全 坂本孝徳 編). 227-243 (1996)

  • [文献書誌] 西野節男: "教育からみた東南アジアのイスラーム" 中央評論. 48・3. 41-46 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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