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1997 年度 実績報告書

海を渡った花嫁たち-戦争花嫁のプロフィール-

研究課題

研究課題/領域番号 08041084
研究機関共立女子短期大学

研究代表者

植木 武  共立女子短期大学, 生活科学科, 教授 (20223448)

研究分担者 EDMONDSON Ro  ハワイ大学, ホノルルコミュニティーカレッジ, 助教授
鈴木 一代  東和大学, 工学部, 助教授 (40261218)
新田 文輝  吉備国際大学, 国際社会学部, 教授 (10268641)
村上 征勝  統計数理研究所, 統計教育情報センター, 教授 (00000216)
キーワード戦争花嫁 / アンケート調査 / 面接調査 / アメリカ西海岸 / オーストラリア
研究概要

3年継続研究2年目の本年度は、まず研究代表の植木が、5月初旬に海外日系人大会代表者会議に出席し、ソウルとプサンの芙蓉会会長に会い、調査の依頼をする。同月中旬には、研究分担者全員が、福島県会津若松市で開催された日系国際結婚親睦会第2回世界大会(Kazuko Stout会長)に参加した。本研究プロジェクトの協力者でもあるMrs.Stoutの許可のもと、この世界大会に出席したメンバーのうち、戦争花嫁に該当する方々のみを対象にアンケート調査と、少数例の面接調査を行う。また、8月には、植木がオーストラリア(メルボルン・シドニー)でアンケートと面接調査を行う。
この2年間で、アメリカ西海岸とオーストラリア、そして日本での調査から、アンケート有効回収数152、面接数約40を得た。これらをもとに、植木、新田、鈴木は、日本社会学大会(於千葉大学11月初旬)でそれぞれ研究発表を行う。植木が、戦争花嫁の生い立ち、出会い、夫の国での生活を含めるライフコース調査の集計、新田が終戦時における社会背景と国際結婚のもつ理論、鈴木が、彼女らの性格判断の集計を発表した。当日、会場に出席した参加者から多くの意見が寄せられたが、非常に友好的で建設的なものばかりであったことに驚いたぐらいである。
3月には、新田が韓国へ行き、ソウルとプサンの芙蓉会のメンバーを中心に戦争花嫁の面接調査を行う。そして、最終年の来年度は、植木がハワイでアンケートと面接調査を行う予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 植木 武・新田 文輝 他: "海を渡った花嫁たち(I)戦争花嫁の背景" 日本社会学会大会報告要旨. 第70回. 336-337 (1997)

  • [文献書誌] 新田 文輝・植木 武 他: "“戦争花嫁たち"の特性" 日本社会学会大会報告要旨. 第70回. 338-339 (1997)

  • [文献書誌] 鈴木 一代・植木 武 他: "そのライフヒストリーの多様性と共通性" 日本社会学会大会報告要旨. 第70回. 340-341 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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