研究課題/領域番号 |
08041136
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松本 忠夫 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90106609)
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研究分担者 |
MARYACHI M. サバ大学, 科学部, 助教授
北出 理 茨城大学, 理学部, 助手 (80302321)
深津 武馬 工業技術院, 生命工学技術研, 主任研究員
近 雅博 滋賀県立大, 環境科学部, 助教授 (00211912)
伊藤 文紀 香川大学, 農学部, 助教授 (50260683)
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キーワード | 社会性昆虫 / スラウェシ / マレー半島 / シロアリ / アリ / アブラムシ / 食材性ゴキブリ / 食材性甲虫 |
研究概要 |
本研究計画の目的は,熱帯域において著しく繁栄している社会性昆虫の中で、最近に新たな発見がなされ、その採餌行動や餌メニューが特異的なため、学界から注目されている分類群について、自然度の高いスラウェシ島およびマレー半島の山岳部で野外調査である。 平成10年9月にインドネシア国のスラウェシ島の北部地域でシロアリ、食材性ゴキブリ、食材性甲虫、アブラムシ類の調査を行った。 平成11年3月にマレーシア国のマレー半島においてシロアリ、アリ、食材性ゴキブリ、アブラムシ類の広域的な調査を行った。また,サバ州のサバ大学に赴いて,マリヤチ助教授と研究連絡を行った。 調査の現場では、次に記する分類群について採餌行動、社会構造、餌メニューの詳細などの調査を行った(カッコ内は調査担当者)。地衣食のコウグンシロアリ属(松本)、高等シロアリ類(松本,加藤)、下等シロアリ類(北出)、食材性ゴキブリ松本、前川、近)、食材性甲虫(近)、アリ類の生活と密接に関係したアブラムシ類(深津)、アリ類(伊藤、広沢)。
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