• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

スウェン・ヘデイン将来考古学術資料の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08044005
研究機関京都大学

研究代表者

冨谷 至  京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (70127108)

研究分担者 STAFFAN Rose  ストックホルム大学, 東洋言語研究所, 教授
HALKAN Wahlq  スウェーデン国立民俗学博物館, 東方部, 主任研究員
籾山 明  埼玉大学, 教養学部, 教授 (70174357)
赤松 明彦  九州大学, 文学部, 教授 (80159326)
梅原 郁  就実女子大学, 文学部, 教授 (00027541)
キーワード西北科学考査団 / 楼蘭 / サカ文書 / クロライナ / 木簡
研究概要

当該研究の研究実績は、有機的連関性をもつ3つの分野に分かれる。
1 は、20世紀初頭にスウェン・ヘディンを団長として組織された西北科学考査団の歴史であり、いわば探険史編である。これは、Hakan Wahlquistが主としてまとめた。
2 は、資料編ともいうべきもので、楼蘭出土木簡の形態学研究、カロシティー文書全文の和訳(これはスウェーデン所蔵のものだけでなく、インド、イギリス所蔵のものも当然含まれる。)民族学博物館所蔵のサカ偽文書の研究、民族学博物館所蔵未公開楼蘭出土紙文書の研究、以上の4研究であり、籾山・赤松・Rosen・冨谷がそれぞれ担当している。
3 は、中央アジアの歴史・言語・文字にかんする論考であり、上記の2分野の成果を基礎に共同研究者全員が何らかの形でかかわる。とくに、これまで通説となっていた所謂楼蘭遺址(LA遺跡)が、3世紀の楼蘭王国の首都であったとする説に疑義をはさみ、3世紀から5世紀のクロライナの歴史をインドと中国の文化交流という視点から再考した点、書写材料の移行期という視点から、どのような形で公文書が木から紙へ移ったのかを詳細に論じた点、などがこれまでの研究には見られなかった特徴である。
以上の、より完成された研究の報告は、文部省に提出する「研究成果報告書」のほかに、『流沙出土の文字資料』と題して別に出版する。これは日本語版であるが、それとともに、国際学術研究の成果として、それを広く世界に提供すべく、英語版の刊行も予定している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 冨谷 至: "秦漢時代の贖刑" 比較法史研究. 7. 9-26 (1998)

  • [文献書誌] 梅原 郁: "明史刑法志訳注稿(一)" 就実女子大学史学論集. 12. 223-287 (1998)

  • [文献書誌] 赤松 明彦: "古典インドの言語哲学1-ブラフマンとことば" 平凡社, 310 (1998)

  • [文献書誌] 赤松 明彦: "古典インドの言語哲学2-文について" 平凡社, 296 (1998)

URL: 

公開日: 1999-12-13   更新日: 2017-10-11  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi