アジアにおける生命倫理ネットワークと生命倫理センターの開発

1996 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 08044022
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: MACER Darryl 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (60240686)
• 研究分担者: AZARIAH J. マドラス大学, 動物学部, 教授 ; LEAVITT F J. ベン, グリオン大学・健康科学学部, 講師(研究員)
• キーワード: 生命倫理 / 教育 / イスラエル / インド / バイオテクノロジー / 環境倫理 / 比較調査 / 医学倫理

研究概要

1.アジアにおける生命倫理研究者のネットワークを拡張し、ネットワークに参加した研究者の論文をEubios Journal of Asian and International Bioethicsで発表(ハードコピーとインターネット<http://www.biol.tsukuba.ac.jp/〜macer/index.html>)。ネットワーク(そしてワークショップ)には、異なる分野の研究者、特に、科学者に参加を呼びかけた。
2.イスラエル(ベール・シェバのベン・グリオン大学とガザ地区のシバ病院、パレスチナ保健省)、つくば円卓会議(筑波大学)、インド(アマンダバ-ドのインド・マネージメント研究所、マドラス大学動物学部、バンガロール大学、コーチン大学)で、ワークショップを開催、各々の国における研究者の研究奨励に勤める。
3.これらの会議開催により、パレスチナ保健省において生命倫理委員会が設立され、インド生命倫理委員会も設立が提唱された。
4.イスラエル、インド、日本、ニュージーランド、タイにおいて、騒音問題、遺伝学に関する研究、結果について論文執筆中。
5.日本、ニュージーランドで、バイオテクノロジーの受けとめ方に関し、小学校、中学、高校の生徒、そして一般の人たちを対象にアンケート調査を行い比較研究。

研究成果

• [文献書誌] Macer,D: "Myths of Japan" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 6. 89-90 (1996)
• [文献書誌] Azariah,J and Macer,D: "Historical roots of our ecological crisis in East and West" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 6. 125-128 (1996)
• [文献書誌] Leavitt,F.J.: "Commentary on Azariah and Macer" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 6. 130-131 (1996)
• [文献書誌] Macer,D: "Editorial-Tsukuba Bioethics Roundtable" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 6. 153-154 (1996)
• [文献書誌] Morioka,M: "Reporf of the Kyoto Bioethics Seminar,and Comments on Comportive Biethics" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 6. 157-157 (1996)
• [文献書誌] Ledvitt.F: "Impressions of East Asia" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 6. 171-172 (1996)
• [文献書誌] Macer,D: "Asia,North America and Bioethics" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 7. 1-2 (1997)
• [文献書誌] Macer,D: "Bioethics Lessons from India" EJAIB(Eubios Journal of Asian and International Bioethics). 7. 33-34 (1997)
• [文献書誌] Azariah,J and Macer,D(編): "Bioethics and Biomanagement of Biogeoresources" Eubios Ethics Institute, 1〜250 (1997)