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1997 年度 実績報告書

情報テクノロジーのイノベーションシステムと情報戦略

研究課題

研究課題/領域番号 08044023
研究機関東京大学

研究代表者

増田 祐司  東京大学, 社会情報研究所, 教授 (60173754)

研究分担者 MILLER Willi  スタンフォード大学, 教授
CHARLES Tony  サンダーランド大学, 国際社会学部, 教授
若林 直樹  東北大学, 経済学部, 助教授 (80242155)
杉本 伸  東京大学, 社会情報研究所, 助手 (90262138)
須藤 修  東京大学, 社会情報研究所, 助教授 (10179286)
キーワード社会経済システム / アジア経済 / 情報システム / ネットワーク組織 / ネットワーク産業化 / 情報化 / 情報テクノロジー / 国際分業
研究概要

本調査研究は、「情報テクノロジーのイノベーションシステムと情報戦略」に焦点を当ててグローバルな視点からその動態分析と政策・戦略に関する研究を実施するものである。
現在急速な勢いで進んでいるグローバル・ネットワーク化、インターネット、サイバー経済化等に関して情報テクノロジーを活用した社会システム、社会情報システム開発、さらに地域開発等の可能性を探り、社会システム構築の視点からの現状とその動向をおさえ展望を行った。平成8年度に引き続いて研究をベースにして情報経済化の実態分析、アジア諸国およびインドの情報化の実態に即しつつその実態を明らかにした。すなわち、
第一に現在情報化のもっとも典型的な現象として現れている「サイバー経済」化への動きを理論的、実体的に解明することを試みた。サイバー経済の構造、機能そして秩序に関する研究には、電子商取引、電子マネー、産業活動の仮想化、これに関連して仮想企業、仮想製造、サイバー経済活動を進めるために必要とされるコンピューター・ネットワーク、さらにサイバー経済活動のベースとなるサイバースペース等に関して複雑系としての社会経済システムの構造と動態と実態を分析した。
第二にアジア諸国の情報化分析は、続いて研究を進めることになる。アジア諸国、またインド構築が進展している。本研究ではそれを「ネットワークの産業化」の視点と方法論から実態を明らかにし、またこれに基づいて異なる社会経済システムのもとでのその具体系な展開に関して構造関連等の研究を進めた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 増田 祐司: "社会経済システムにおけるサイバーエコノミー" グローバル情報化とサイバーエコノミー. 1. (1998)

  • [文献書誌] 須藤 修: "グローバル・ネットワークと電子金融" グローバル情報化とサイバーエコノミー. 1. (1998)

  • [文献書誌] 杉本 伸: "情報ネットワーク化とアジア経済" グローバル情報化とサイバーエコノミー. 1. (1998)

  • [文献書誌] 若林 直樹: "多国籍企業のグローバル分業が媒介する地域間での情報化戦略のリンケージ-地域間競争と地域間分業の2つの次元" グローバル情報化とサイバーエコノミー. 1. (1998)

  • [文献書誌] Tony Charles: "新しい国際分業-国際的視点におけるワーク組織形態の形成" グローバル情報化とサイバーエコノミー. 1. (1998)

  • [文献書誌] William Miller: "サイバーソサエティーへのパラダイムシフト" グローバル情報化とサイバーエコノミー. 1. (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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