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1996 年度 研究成果報告書概要

経済社会ポリシィ・マネジメントに関する日本とスウェーデンの共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 08044035
研究種目

国際学術研究

配分区分補助金
応募区分共同研究
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

丸尾 直美  慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (30055107)

研究分担者 ベンクト ステムネ  ストックホルム経済大学, 経済学部, 教授
エスキル ワーデンショー  ストックホルム大学, 社会科学研究所, 教授
城戸 喜子  慶應義塾大学, 商学部, 教授 (60214839)
島田 晴雄  慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (50051743)
永山 泰彦  東海大学, 教養学部, 教授 (40055942)
WADENSJO Eskil  Stockbolm University, Faculty of Social Science, Professor & Dean of the Faculty
STYMNE Bengt  Stockholm School of Economics, Professor
研究期間 (年度) 1996
キーワード福祉ミックス / 資産政策 / productive welfare / エコサイクル / 働く女性の社会的支援 / Social support for working women
研究概要

本研究は、日本とスウェーデンの経済学者を中心とする国際的共同研究の成果である。研究目標は、経済社会の総合政策の国際比較を通じて、21世紀のふさわしい新しい福祉社会モデルを示唆することである。本研究の第一の特徴は経済社会システムの混合あるいは複合化の在り方である。従来、福祉国家といえば、資本主義と社会主義のそれぞれの長所を取り入れや中道の経済社会システムであり、市場システムにもとずく経済システムに、民主主義敵に構成された政治が介入して市場の欠陥を是正する混合経済であると考えられてきた。しかし、市場の欠陥(あるいは失敗)に加えて政府の欠陥も露わになったので、経済システムと政治システムに加えて、第三のシステムとして社会システムあるいはインフォーマル部門が必要である子とを示した。第二に、20世紀後半の政策はケインズ的安定成長政策と福祉国家的所得分配政策の組み合わせが支配的な時代であったが、21世紀には資産政策と資産分配政策が重視される時代になるであろう。また20世紀後半は経済成長とフローが重視された時代であったが、21世紀は環境の質の保全を含む生活の質とストックが重視される時代になるであろう。第三に、従来は福祉といえば、それ自体は好ましいことであるが、経済にとって重荷であるという側面ばかりが重視されてきたが、福祉部門が大きくなる社会では福祉の生産的側面に注目して、福祉支出を需要や雇用の創出の積極的に活かし、併せて高齢者、障害者、家庭の婦人などの潜在的生産供給能力を活かす政策を重視することによって福祉充実と経済の持続的安定成長の両立をはかることが必要になる。
本報告はこのような観点から21世紀の福祉社会の在り方を追及しようとしたものである。

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公開日: 1999-03-09  

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