研究課題/領域番号 |
08044036
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研究機関 | 女子栄養大学 |
研究代表者 |
松平 誠 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (50062526)
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研究分担者 |
QUANG N.H. 社会人文科学研究所, 所員
HOA. H.H. 日本研究センター, 所長
小幡 壮 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (70295567)
大橋 健一 兵庫教育大学校, 教育学部, 助教授 (70269281)
秋野 晃司 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (80175794)
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キーワード | ベトナム / 伝統祝祭 / 社会学・民族学 / 実態調査 / 生活文化 / 文化変化 / 村落 / 共同研究 |
研究概要 |
平成8年度は、第二年度にあたり、本格的な調査を実施した。すなわち、調査グループを二つに分け、松平グループ、秋野グループとし、それぞれが持ち分に応じ、次のような活動を実施した。松平グループは、計画中の2個所、すなわちHANOI市GIA LAM地区およびBAC NINH省TIEN SON郡について、祝祭の実態とそれを構成している村落の構成、その歴史的推移と生活文化の変遷などについて詳細な調査研究を進め、あわせて祭礼の参与観察を実施した。前者については、特に祝祭とそれを支える集団の実態がかなり良く把握できるようになり、次年度の調査の有力な足がかりを得た。また、後者については、それが中国西南部から広がる歌垣の伝統をよく残す貴重な祭りであることが判明し、歌垣の集団の歴史的解明と現在における生活文化の実態把握について、多くの知見をうることができた。秋野グループでは、昨年度に実施したHA TAI省HAN DUC郡についての知見を一層強固なものとするために、BAC NINH省TIEN SON地区において生活調査を実施した。これは丹念な村落実態の調査であり、祝祭集団の持つ社会的な性格が極めてよく把握されることになった。こうした成果を踏まえ、次年度にはさらに全体の深化と取りまとめに向けて、一層の研究をすすめる所存である。
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