ベトナムの工業化と持続的開発

1996 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 08044041
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 仲上 健一 立命館大学, 政策科学部, 教授 (10109077)
• 研究分担者: VU Nhu Hoan 海洋気象研究センター, 研究員 ; NGUYEN van T ハノイ大学, 地理学部, 教授 ; NGUTEN Thuc ハノイ水資源大学, 教授 ; PHUNG xuan N ハノイ大学, 経済学部, 講師 ; LE Danh Ton ハノイ大学, 経済学部, 副学部長 ; NGUYEN An Li ハノイ大学, 社会学部, 教授 ; TRAN Ninh ハノイ大学, 生物学部, 教授 ; NGUYEN Ba ハノイ大学, 生物学部, 学部長 ; DANG Ung Van ハノイ大学, 副学長 ; 西口 清勝 立命館大学, 経済学部, 教授 (20039465) ; 石崎 祥之 立命館大学, 経営学部, 助教授 (30278478) ; 高橋 文利 立命館大学, 政策科学部, 教授 (20278485) ; 唐沢 敬 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (60149789)
• キーワード: ベトナム / 経済発展 / 環境保全 / 金融改革 / アセアン / エネルギー / メコン河流域 / 農業

研究概要

平成8年度では、日本側研究者は既存資料の収集および現地での関連機関のインタビューを中心に研究を展開した。また、ベトナム側研究者はこれまでの成果を基本として研究の課題設定について明確にした。立命館大学の研究分担者で8回の研究会を実施した。日本側研究者が8月5日より17日までベトナムを訪問、3月2日より12日までタイ、インドネシア、シンガポールを訪問し、研究資料の収集および関係機関へのヒアリングを行った。11月10日より17日、3月15日より17日までベトナム側研究者が来日した。この間の研究交流を通じて、研究課題について討議を行い研究の推進が行われた。
(1)ベトナムの総合的経済発展計画に関する関する資料収集と政策分析
第8回共産党大会に関する最新資料及び国際機関・ベトナム政府・大学・現地日本企業よび関連機関から金融・投資・産業構造・農業・石油に関する最新資料を収集した。
(2)ベトナム・東南アジア諸国の工業化と〓化と自然資源および環境悪化の関連分析
ベトナムの地質・植生・気象関連資料収集及び環境政策に関する項目の資料を収集した。
(3)ベトナムの水資源計画アセスメントと流域管理計画
ベトナムの水資源関連資料および、メコン河開発関連資料を収集した。
これらの研究成果は、ワーキングペ-パ-として今年度中に集約され、国際共同研究としての具体的なテーマ-設定および本研究にもとづく一次資料等の作成については今後の残された課題として残った。研究成果の一貫として、次の公開共同研究を開催した。
1.ベトナム・日本国際研究集会 (平成8年8月)
日本側研究者による研究報告とベトナム側研究者による討議(ハノイ)
2.日本・ベトナム国際学術共同研究会(平成8年11月)
ベトナム側研究者による研究報告と日本側研究者のよる討議(京都市)

研究成果

• [文献書誌] 仲上 健一: "Developing Environmentally Sound and Sustainable Cities" IRCEDワーキングペ-パ-. 2. (9703)
• [文献書誌] 高橋文利: "Hopes for Opening of the Money and Capital Market" IRCEDワーキングペ-パ-. 2. (9703)
• [文献書誌] Dang Ung Van: "SUSTAINABLE DEVELOPMENT TRIANGLE MODEL AND GLOBALIZATION" IRCEDワーキングペ-パ-. 3. 1-9 (9703)
• [文献書誌] Nguen An Lich: "MARKET ECONOMY'S IMPACT ON THE SOCIETY MIGRATION AND SOCIHL PROBLEMS" IRCEDワーキングペ-パ-. 3. 10-19 (9703)
• [文献書誌] Phung xuan Nha: "IN TRAREGIONAL POREIGN INVESTMENT IN ASEAN" IRCEDワーキングペ-パ-. 3. (9703)
• [文献書誌] Nguen Cao Huan: "FOR DEVELOPING THE ENVIRONMENTTALLY SOUND AND SOSTAINABLE URBAN AREAS IN VIECMAM" IRCEDワーキングペ-パ-. 3. (9703)