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1998 年度 実績報告書

ベトナムの工業化と持続的開発

研究課題

研究課題/領域番号 08044041
研究機関立命館大学

研究代表者

仲上 健一  立命館大学, 政策科学部, 教授 (10109077)

研究分担者 岸本 建夫  立命館大学, 政策科学部, 教授 (90268144)
高橋 文利  立命館大学, 政策科学部, 教授 (20278485)
石見 利勝  立命館大学, 政策科学部, 教授 (20016687)
西口 清勝  立命館大学, 経済学部, 教授 (20039465)
唐沢 敬  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (60149789)
キーワードベトナム / 工業化 / ASEAN / 紅河流域 / 金融 / エネルギー開発 / 環境〓理 / 農業
研究概要

平成10年度は、「ベトナムの工業化と持続的開発」にかかわる研究の集大成を行い、最終的に研究成果を体系的に整理した。1997年7月以降の国際通貨危機等の新たな社会経済情勢の変化を背景的要因をふまえたベトナムの経済発展と環境保全の研究の展開を図った。研究実績の概要は次のとおりである。1. 1995年にベトナムのASEAN加盟によって生ずる問題、とりわけAFTAに加盟することによる課題、すなわち保護関税の引き下げ・撤廃の義務付けの問題点を整理した。さらに、ベトナムの工業化と外国直接投資の役割を、輸出環境悪化との外資導入額の減少の今日的状況で分析した。2. ベトナムの経済制度・金融制度の改革および国土のインフラストラクチャー整備の現状について、関連機関(銀行・日系進出企業・政府関連機関)からの資料収集を行い、ベトナムの経済発展の条件について分析を行った。3. ベトナムの産業の基盤である農業の経営の実態を現地調査し、国際競争下のなかでの農業のあり方を分析した。4. ベトナムの工業化・経済発展に伴う都市環境悪化に関して、ハノイ市内の廃棄物に関するヒアリングおよび資料収集を行った。さらに、ハノイの旧市街地の実態視察をハノイ国家大学と行った。5. ベトナムの経済開発とエネルギー開発・利用に関する国際状況についてペトロベトナム等へのヒアリング調査を行った。6. ベトナム北部紅河流域開発政策の現状と課題についてインタビューを行い最新状況についての情報を得た。また、紅河に関する国際会議の動向および計画の展開について検討した。ハノイ郊外の工業都市、学園都市について実態調査を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 仲上健一: "ベトナムの工業化と持続的開発" 日本経済政策学会年報. Vol.47. 179-182 (9903)

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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