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1996 年度 実績報告書

インターネット並列計算力学に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08044121
研究機関東京大学

研究代表者

矢川 元基  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40011100)

研究分担者 河合 浩志  ジョージア工科大学, 計算モデリングセンター, 研究員
古川 友成  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (10272395)
大島 まり  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40242127)
奥田 洋司  横浜国立大学, 工学部, 助教授 (90224154)
吉村 忍  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90201053)
堀江 知義  九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (40229224)
三木 光範  同志社大学, 工学部, 教授 (90150755)
ATLURI Satya  ジョージア工科大学, 計算モデリングセンター, 教授
キーワード計算力学 / インターネット / 並列処理 / 大規模解析 / 応力解析 / 流体解析 / 領域分割法
研究概要

本研究では、ハイパフォーマンス・コンピューティングを目的として、米国、欧州の研究機関の並列計算力学の関連研究の調査を行うとともに、日米間および日欧間でインターネットを介して大規模な並列計算力学の計算実験を行った。
(プレプロセッシング関係の調査)吉村忍が、7月28日〜8月19日に英独に出張し、大規模並列計算力学のためのプレプロセッシング技術について調査を行い、Multilevel Recursive Spectral Mathod、Gragh-based Methodなどが有望であることがわかった。
(計算流体力学関係の調査)大島まりが、9月15日〜19日に仏蘭英に出張し、超並列計算機を用いた計算流体力学の最新動向をつかんだ。
(非線形固体力学関係の調査)奥田洋司が、9月24〜27日にカナダ・米に出張し、非線形固体力学の並列計算アルゴリズムに関する調査を行い、その最新動向をつかんだ。
(ネットワーククラスタコンピューティング関係の調査)堀江知義が米国に出張し、超並列機、ワークステーションクラスタの計算力学分野の利用実態について調査を行った。
(インターネット並列計算力学実験)奥田洋司が9月30日〜10月3日にジョージア工科大学を訪問し、Prof.Atluri,Dr.Kawaiと研究打ち合わせを行い、インターネット接続された日米のワークステーション群(東大、ジョージア工科大学)を用いて、領域分割型の並列有限要素法コードを使い並列解析の試行を行った。その後、通信能力のアンバランスを考慮に入れた新しい並列計算力学アルゴリズムを開発し、東大、ジョージア工科大 名大、京大のワークステーション群を用い解析を行い、80%以上の高いCPU利用効率を得られるようになった。その後、奥田洋司が平成9年3月2〜4日にデルフト工科大学を訪問し、同様のインターネット並列計算力学の日欧間の試行を行った。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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