研究課題/領域番号 |
08044209
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉里 勝利 広島大学, 理学部, 教授 (20095516)
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研究分担者 |
LE Guellec D IBCP(CNRS), 助教授
GARRONE Robe IBCP(CNRS), 教授
大房 健 広島大学, 理学部, 助手 (50243548)
加藤 幸夫 広島大学, 歯学部, 教授 (10112062)
二宮 善文 岡山大学, 医学部, 教授 (70126241)
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キーワード | コラーゲン / コラゲナーゼ / MMP / ウニ / カイメン / カエル / ホ乳類 |
研究概要 |
吉里はフランスに赴きフランス側と研究計画全体に関する打ち合わせを行った。また、これと同時に、ヨーロッパにおけるコラーゲンの応用利用(医療用、化粧品用、食品用その他)の現状に関する調査をあわせて行った。さらに、リヨン第一大学と広島大学との間での大学問協定締結のための打ち合わせがあわせて行われた。 ウニのコラーゲン遺伝子は我々の研究グループ及び他の研究者らにより、すでにクローン化されている。そして、それから予想されるアミノ酸配列には、脊椎動物型のコラゲナーゼが認識し切断する特徴的なアミノ酸配列が見いだされている。このことから、ウニにも脊椎動物型のコラゲナーゼが存在している可能性は極めて高い。そこで、大房は、フランス側研究施設を訪問し、昨年度までの共同研究の結果得られたclone 8のcDNAをプローブとして用いてフランス産ウニより抽出したDNAよりGarrone.Expositoらによって作成されたゲノムライブラリをclone8 cDNAの全長、合成オリゴヌクレオチド、及び他のMMP遺伝子をプローブとして用いたスクリーニングによりcIone 8遺伝子のゲノムクローン単離を行った。 二宮は訪仏した際にフランス側と哺乳動物のコラーゲン遺伝子と無脊椎動物のコラーゲンに関する比較研究に関する意見交換を行った。 加藤は訪仏した際に、培養細胞における哺乳類のコラーゲン遺伝子の発現制御に関する意見交換を行った。
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