研究課題/領域番号 |
08044265
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
大野 竜三 浜松医科大学, 医学部, 教授 (70093002)
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研究分担者 |
直江 知樹 名古屋大学, 医学部, 助教授 (50217634)
DEGOS Lauren パリ大学, 医学部, 教授
REES John k ケンブリッジ大学, 医学部, 講師
BURNETT Alan ウェールズ大学, 医学部, 教授
HOROWITZ Mar ウィスコンシン医科大学, 教授
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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キーワード | 急性白血病 / 化学療法 / 骨髄移植療法 / 分化誘導療法 / マッチドペアアナリシス / メタアナリシス / JALSG / 急性前骨髄球性白血病 |
研究概要 |
本研究では、日本の多施設共同研究グルーブ(Japan Adult Leukemia Study Group)の成人急性白血病の治療成績を米国・英国・フランスにある国際骨髄移植登録機構や国際的白血病共同研究グループやの成績と比較することにより、急性白血病の最良の治療法を求めての大規模な国際共同研究を行った。 1.日本側のコンピューター入力済データをE-mail,FAXおよびフロッピ-ディスクにて送付し、相手側コンピューターにデータ入力を行った。 2.日本側研究者が米国ウィスコンシン医科大学にある国際骨髄移植登録機構の統計センターを訪問し、同機構に登録された患者と日本の成人急性リンパ性白血病患者の治療成績のmatched-pair analysis行った。本件の論文は国際的一流誌Leukemiaに受理された。 3.日本側研究者が英国にある急性骨髄性白血病共同研究グループを訪間し、MCR統計センターにあらかじめ送付した日本側のデータと世界各国から集積したデータをメタアナリス解析法で解析した。G-CSFの有用性に関するメタアナリシスが完成し投稿準備中である。化学療法に関しては、さらに具体的討論がが必要であり、英国の研究者を日本に招待し、また、日本側研究者が英国および米国を訪問し検討を重ねた。本件に関しては、用語等のWHO国際的統一も含め、今後も共同研究を続行することとなった。 4.日本側研究者がパリ大学を訪問し、基礎研究も含めた急性前骨髄球性白血病の分化誘導療法の今後の共同研究の進め方につき協議し、今後も交流を続行することになった。 5.並行して行った国際慢性骨髄性白血病共同研究グループとの共同研究の成績の論文が国際的一流誌Journal of National Cancer Instituteに発表された。
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