研究課題/領域番号 |
08045003
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
原 聡介 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00032772)
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研究分担者 |
郭 斉家 北京師範大学, 教育系, 教授
王 炳照 北京師範大学, 教育系, 教授
川瀬 邦臣 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20099419)
三笠 乙彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80015445)
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キーワード | 教育近代化 / 比較教育思想 / 和魂洋才 / 中体西用 / ヘルベルト / フレーベル |
研究概要 |
1 研究課題に関して本年度は以下のことが達成された。 (1) 西洋教育学説の移入過程に関する事項では、日本におけるヘルバルト派の移入調査に関する昨年度報告に対応して中国における調査を行った。 (2) 昨年度に引き続き「中体西用」と「和魂洋才」の比較分析 (3) 教科事項に関して、道徳教育及び外国語教育の比較調査 2 研究実施計画は以下のように進められた。 (1) 第1回合同研究会(10年7月・東京)において、以下の報告があり、それに基づいて討議を行った。 〇ヘルバルト教育学説の中国における広がりと影響(中国側・王柄照) 〇『中体西用』と『和魂洋才』の比較研究(中国側・兪啓定) 〇新しい思想・新しいことば-近代日中両国における西洋教育思想の受容をめぐって-(日本側・松岡榮志) 〇日本の近代化と道徳教育をめぐる分析視角-近代の『国民国家』形成の議論と関連させて-(坂井俊樹) (2) 第2回合同研究会(10年11月・北京)においては、成果報告書の作成に向けて以下の提案を元に最終的な討議を行った。 ○近代初期におけるフレーベル主義の受容-幼稚園教育の導入に関する日中比較-(橋本美保) 〇教育の近代化と国民国家(藤井健志) ○成果報告書の構成について(原聡介)
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