研究分担者 |
OTTO Mark C. Bureau of the Census, Statistical Researc, Research M
CHEN BorーChu Bureau of the Census, Statistical Researc, Research M
MONSELL Bria Bureau of the Census, Statistical Researc, Research M
KRAMER Matth Bureau of the Census, Statistical Researc, Research M
BELL William Bureau of the Census, Statistical Researc, Principal
FINDLEY Davi Bureau of the Census, Statistical Researc, Principal
佐藤 整尚 統計数理研究所, 予測制御研究系, 助手 (60280525)
川崎 能典 統計数理研究所, 予測制御研究系, 助手 (70249910)
瀧澤 由美 統計数理研究所, 予測制御研究系, 助教授 (90280528)
樋口 知之 統計数理研究所, 予測制御研究系, 助教授 (70202273)
石黒 真木夫 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (10000217)
尾崎 統 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (00000208)
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研究概要 |
まず,統計数理研究所で開発した季節調整法ソフトウェアDECOMPおよびBAYSEAについてユーザの意見聴取および,従来の標準的季節調整法であるX-11およびその改良版X-12ARIMAとの比較検討を行い問題点の検討を行った結果, 1.季節成分が固定しすぎる場合があること 2.トレンドおよび季節成分の初期値の決め方 3.加法型モデルと乗法型モデルの関係 4.トレンド成分の予測法 5.改定変動幅 などについて改良の余地があることが判明し,今後引き続いて研究・開発を行うことにした. 定常AR成分の分離,非線形・離散型の季節調整が可能であることは他の方法では見られない大きな特長であることがわかった.今年度はさらに,定常AR成分の周期の範囲を限定する方法,非線形モデルにもとづく季節調整法,ポアソン分布に従う少数計数データのための季節調整法の開発を行った. 計算機環境の整備を行い,ソフトウェア開発・テストデータによるソフトウェア評価のための準備をおこなった.次に,新しい状態空間モデルにもとづく季節調整法を実現するためのソフトウェアの開発を行った.これらのソフトウェアはセンサス局から入手した米国のデータおよび日本の経済データに適用し改良のための検討をおこなった.また,季節調整ソフトウェアの公開方法に関する研究も行った.その結果にもとづきインターネットを利用しWebで計算結果を表示する方法の試作を行った. センサス局側では改良型のソフトウェアX12-ARIMAのグラフィカルユーザインターフェイスの開発の準備を行った.
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