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1996 年度 実績報告書

北方圈における地球環境変動に関する共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 08045020
研究機関東北大学

研究代表者

田中 正之  東北大学, 理学部, 教授 (90004340)

研究分担者 WYSS M.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
MUCNUTT S.R.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
STRINGER W.J  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 助教授
BISWAS N.N.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
HANSEN R.A.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
SHAW G.E.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
BENNER R.L.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
STAMNES K.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
田口 真  国立極地研究所, 南極圏環境モニタリング研究センター, 助教授 (70236404)
AKASOFU S.ーI  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 所長
SENTMAN D.D.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 助教授
DEEHR C.S.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
青木 周司  東北大学, 理学部, 助教授 (00183129)
早坂 忠裕  東北大学, 理学部, 助教授 (40202262)
長谷川 昭  東北大学, 理学部, 教授 (40004460)
川村 宏  東北大学, 理学部, 教授 (40169769)
中澤 高清  東北大学, 理学部, 教授 (30108451)
SMITH R.W.  アラスカ大学, 地球物理学研究所, 教授
高橋 幸弘  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50236329)
渡部 重十  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (90271577)
花輪 公雄  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40142921)
大竹 政和  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60203816)
福西 浩  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90099937)
キーワード北方圏 / 地球環境変動
研究概要

東北大学理学部・同大学院理学研究科とアラスカ大学地球物理学研究所は大学間協定にもとづき協力し,北半球地域での地球物理学的現象を観測し,北方圏での環境変動のメカニズムを明らかにするために調査・研究を行った.
1.大規模地震データの共同解析
北半球で発生する大規模地震のほとんどがアラスカ,アリューシャン列島,日本付近で発生している.これらの地域にはアラスカ大学の地震観測ネットワーク,東北大学などの日本の地震観測ネットワークが常時観測を行っている.観測データを共同解析し正確に震源位置を推定するとともに,発生メカニズムについて検討した.共同解析のために1名の派遣研究員がアラスカ大学を訪問し,アラスカ大学から1名の招へい研究員が東北大学理学部を訪問し地震観測ネットワークと大規模地震発生メカニズムについて検討した.
2.大気微量成分データの共同解析
オゾン層の破壊や地球温暖化などの地球環境の変動は,北半球の中・高緯度で顕著にみられる.特に,アラスカ地域では環境の変動が最近著しいことが1名の招へい研究員によって報告された.アラスカ大学がアラスカ地域で測定した大気微量成分データと東北大学が測定したデータについて共同解析・比較し,そのメカニズムについて検討した.
3.大気海洋相互作用のモデリング
北方圏の気候変動は大気と海洋の相互作用が重要である.とくに,海氷の量によって熱放射が異なるために北方圏の気候変動だけでなく地球全体に影響を与えている可能性がでできた.アラスカ大学が開発したアラスカ地域の気候変動コンピュータシミュレーションと観測はよく一致していることが1名の招へい研究員によって報告された.地球全体への影響についても検討した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Fukunishi,H.,Y.Takahashi,M.Kubota,K.Sakanoi,U.S.Inan,and W.A.Lyons.: "Elves : lighting-induced transient luminous events in the lower ionosphere" Geophysical Research Letters. 23. 2157-2160 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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