研究分担者 |
DENIZEAU Fra モントリオール大学, トクセン研究所, 助教授
SERODES Jean ラバール大学, 工学部, 教授
RASMUSSEN Jo マクギル大学, 工学部, 教授
CHEVALIER Ga モントリオール大学, トクセン研究所, 教授
和田 英太郎 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (40013578)
伊藤 禎彦 京都大学, 工学研究科, 助教授 (10184657)
津野 洋 京都大学, 工学部, 教授 (40026315)
森澤 眞輔 京都大学, 工学研究科, 教授 (50026340)
松井 三郎 京都大学, 工学部, 教授 (90092808)
足立 紀尚 京都大学, 工学研究科, 教授 (20026173)
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研究概要 |
本研究は、カナダと日本の代表的湖沼・河川(カナダ:五大湖-セントローレンス河,日本:琵琶湖-淀川)を取り上げ,それぞれの経年的汚染にみられる特性比較を行うことによって,汚染メカニズムと環境影響特に毒性物質がもたらす長期的な生態影響を解明しつつ,地球規模よりは小さい大陸間汚染防止策の新戦略を提言することを目的としている. 平成4年度に準備調査を開始し、平成6年には京都で第1回のワークショップを開催するなど共同研究体制を整備してきた. 本研究助成によって,平成8年度は,研究代表者および分担者を含む計6名がカナダ・ケベック州を訪問し、モントリオール大学を中心に研究討論、資料収集し、五大湖・セントローレンス河汚染の歴史的実態を調査した。 また、平成8年10月23日〜24日の日程で、第2回のワークショップを開催した。日本側より6件、カナダ側より13件の合計19件の研究紹介などが行われた。参加者は57名を数え、盛会であった。 この結果、五大湖・セントローレンス河水系の河川管理方法、水質汚染メカニズム、流域の上水道・下水道の状況などについて現地データを入手することができた。また、環境教育に関する取り組みについても、わが国にとって大いに参考になった。 平成9年度は、研究分担者となっている研究者をカナダから招へいし、共同研究を実施するとともに第3回ワークショップの開催を計画している。開催地は京都の予定である。
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