研究課題/領域番号 |
08045056
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
安部 武美 愛媛大学, 農学部, 教授 (40036299)
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研究分担者 |
THIENCHAI SU メチョー大学, 農生産学部, 講師
KITTIPONG VU メチョー大学, 農生産学部, 助教授
疋田 慶夫 愛媛大学, 農学部, 助教授 (50127908)
山下 淳 愛媛大学, 農学部, 教授 (40036405)
鶴崎 孝 愛媛大学, 農学部, 教授 (50036323)
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キーワード | ポストハーベスト / 農産物 / 品質評価 / 機械化 / 農薬 / 乾燥 / 貯蔵 / 飼料 |
研究概要 |
研究の最終年度になる本年度は、1,両国における農産物の収穫以降の品質劣化及び損失、2,タイ国における農作物農耕地環境に残留する農薬解析とその適正利用、3,青果物・花卉類の収穫・運搬・流通の合理化と貯蔵技術の改善、4,穀類および豆類の機械化栽培技術と品質向上、等を重点的に、招へい研究者および派遣研究者は、それぞれの国の研究者全員と研究に取り組んだ。 メチョー大学の研究者3名を招へいし(9月16日〜9月28日)、日本におけるプレ・ポストハーベスト技術について調査するため、花卉類については、愛媛県花卉センター、中央卸売市場および花卉流通部門の調査、次いで野菜生産工場、大規模花生産ハウス、収穫機・乾燥機の製造工場、ジュース加工場、生産農家(みかん作、稲作など)を訪問して研究資料を収集した。さらに愛媛大学で公開セミナーを開催し、討論を行った。 次に、研究分担者2名がタイ国チェンマイ市に赴き(12月5日〜12月14日)、タイで最近創業したコンバイン製造工場を訪問し、代表者から、タイの収穫機の開発状況を聞いたり、稲作農家や果樹生産会社、冷凍食品工場などを訪問し、プレ・ポストハーベスト技術の現状を調査した。さらに、メチョー大学で公開セミナー「日本におけるプレ・ポストハーベスト(穀物の乾燥など)の現状、農作物農耕地環境に残留する農薬解析について」を開催し、意見交換した。3年間に亘るプレ・ポストハーベスト技術に関する大学問協力研究を成果報告書に取りまとめた。
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