研究課題/領域番号 |
08045067
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
前田 浩 熊本大学, 医学部, 教授 (90004613)
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研究分担者 |
SEYMOUR Len バーミンガム大学, がん研究所, 講師
KERR David J バーミンガム大学, 医学部/がん研究所, 教授
OLLIFF Simon バーミンガム大学, クィーンエリザベス病院, 講師
今野 俊光 熊本大学, 医学部・附属病院, 講師 (60117348)
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キーワード | スマンクス / リピオドール / 固型癌 / 動注療法 / X線-CT / 画像診断 / 肝癌 / リピオドール |
研究概要 |
熊本大学で開発したスマンクスを中心とする油性制癌剤の動注療法はほとんどの固型腫瘍に対する治療のみならず、X線画像の診断学上、さらに次回薬剤の投与量の定量的設定を可能にすること、さらにこの手技が確実なる抗腫瘍効果とともに重篤な全身性の副作用がないことが特長である。原発性肝癌例において本法は切除不能進行癌症例においても多くの治療例が得られるようになり、切除可能例で切除を行った例よりも本法にて治療を行った切除不能進行肝癌例の方が、高い5年生存率が得られている。従来は全く治療法の無かった切除不能転移性肝癌例に対しても確実なる抗腫瘍効果を示し、世界で初めて5年生存率が得られるようになった。リピオドールによる腫瘍ターゲティングは腎臓、肺ガン、胆のう癌、膵癌、胃癌、大腸癌、子宮癌等、試されたすべての固型腫瘍で成立しており、治療のみならず、とくに診断上の有用性は広く内外で知られている。 今回、今野俊光博士が訪英し、バ-ミンガム大学医学部においてこの手技をセミナー等を通して伝授するとともに、同大学医学部クィーンエリザベス病院では実際の臨床の現場にたちあって肝癌を中心としたスマンクス/リピオドール動注療法を中心に指導した。今回の訪英では、本治療のレジメの有用性を相手側に充分納得させたものといえる。
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