研究課題
本研究の目的は、不完全な知識のもとで柔軟かつ的確な推論を行なうための理論を構築し、法的推論システムを試作してその有効性を実証することである。本研究では次の点を研究した。1.不完全知識の表現方法や、不完全知識による推論の基礎理論を「等価変換による計算」に基づいて定式化した。2.本方法を従来の仮説推論のアプローチと比較し、推論の柔軟性と有効性を確認した。3.従来の仮説推論方法を等価変換による方法で計算する理論を与えた。4.否定の計算を正しく行なう方法を与え、その実装を行なった。
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