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1996 年度 実績報告書

コンピュータ・コーパス利用による現代英米語法の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08207108
研究機関九州大学

研究代表者

田島 松二  九州大学, 言語文化部, 教授 (10001819)

研究分担者 松田 修明  大分大学, 工学部, 教授 (60040763)
浦田 和幸  九州大学, 言語文化部, 助教授 (50168762)
キーワードコーパス言語学 / コンピュータ・コーパス / データベース / 現代英米語 / 語法 / 言語変化
研究概要

本研究の主たる目的は、既存のデータベースを利用して現代英米語の語法研究を句ないし文レベルで行い、近代英語期における変化・発達にも注意を向けながら、過去30年間における英語の変容を明らかにするとともに、英米語間の語法上の違いを明らかにしようとするものである。昨年より継続中の研究ではあるが、本年度は特に次のことを行った。
1.コーパス言語学関係文献の調査収集を行い、約20点の研究書を購入。
2.既存のデータベースの調査収集を行い、近代英語関係では新たにJane Austen,Dickens等5点、現代英米語関係では米週刊誌Time,英日刊紙The Times各過去5年分、他にFaulkner,Welty,Steinbeck等5点の文学作品をCD-Rom,フロッピ-版で購入。
3.インターネット上で公開されているテキスト・データベースの調査を行い、500点余の文献(近代英語、アメリカ英語関係)を収集し、我々の調査目的に合わせた編集。
4.上記のコーパスを利用して、現代英米語で進行中の文法変化現象(例、cannot help but;as if/as though;save me(from)doing;rather than doing/(to)do;provide A with B/provide B for A/provide A B/provide B to A,等々)に関するデータの収集分析。
最終的には、変容する現代英米語の実態を通時・共時の両面から実証的に解明することを目指しており、近く数編の論文に結実する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 田島 松二: "‘cannot,help but do'型構文はいつ頃文献に現われたか?" The Kyushu Review. 1. 47-53 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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