研究分担者 |
藤原 譲 筑波大学, 電子情報工学系, 教授 (40110473)
長尾 真 京都大学, 工学研究科, 教授 (30025960)
土居 範久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50051553)
高木 利久 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30110836)
大野 豊 立命館大学, 総合理工学研究機構, 客員教授 (60026185)
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研究概要 |
計算機ネットワークの急速な進展にともなって,多様なハードウェア,ソフトウェア,さらに多様なデータをも統合できる機能を有するデータベースが非常に注目されるようになってきており,さらに計算機の置かれている環境の中に入り込んで協調しながら処理を行うことも重要となってきている.また,データベースのバックアップなしでの研究が不可能となりつつある.本重点研究の主目的はこのようなデータベースの新しい方向に対処した研究および開発を行い,科学・工学の研究基盤としてのデータベースシステムの開発を行うことで,(1)各種メディアの統合,(2)各種応用システムの統合,(3)利用者とシステム利用環境の統合,(4)それらの目的に則したデータベースの高機能化および高性能化を中心的な研究開発目標としている.本重点領域研究では,これらの研究課題を4つの班に分けて研究するとともに,それらの統合化を行う.本総括班は各班の代表者およびこの方面に深い見識を持つ研究者から構成されており,各研究班の研究内容の調整,年間研究方向の検討,研究班相互の連絡等を含む研究全体について効率的に進行するように全般的な責任を負う.また,各研究集会の企画,シンポジウムの開催,研究成果の公表,報告書の作成・出版,研究者への情報の伝達などにも責任を負う. 本年度は主に以下のような活動を行った. 関連国際会議として4月にInternational Symposium on Database Systems for Advanced Applications(メルボルン)、9月にはIPSJ International Symposium on Information Systems and Technologies for Network Society (福岡)、そして11月にInternational Symposium on Digital Media Information Base (DMLB'97)(奈良)を開催した。以上9月、11月に開催した会議録をシンガポールから正式刊行物として出版し、Computer Today の平成9年5月号には研究分担者の横田一正教授による本重点の特集が掲載されている。また研究集会は次の通り、第1回を6月4日-5日 「東京大学」、第2回は7月14日-16日 「ロイトン札幌」、第3回9月24日-26日「福岡工大」、第4回11月26日-28日「奈良公会堂」、最終回は公開シンポジウムおよび本年度の成果報告会を1月27日-29日にかけてホテルフロラシオン青山にて開催した。また衛生中継による研究打ち合わせを約月に1度、計9回。第1回ワークショップ「サイバースペースのためのデータベース第1回ワークショップ-4次元時空間データベースとは何か-」を5月28日に図書館情報大学大会議室において開催した。 これらの研究成果等については以下のホームページに公開中である : http : //banjo kuis kyoto-u.ac.jp/^-yokota/juten/J/
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