研究課題/領域番号 |
08249105
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研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
北川 禎三 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40029955)
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研究分担者 |
木村 榮一 広島大学, 医学部, 教授 (30034010)
西野 武士 日本医科大学, 教授 (40094312)
森島 績 京都大学, 工学部, 教授 (50026093)
井口 洋夫 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 名誉教授 (00100826)
渡辺 芳人 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (10201245)
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キーワード | 生物無機化学 / 金属タンパク / 金属核酸錯体 / 小分子の活性化 / 生体エネルギー変換 / 光合成 / 金属酵素 / 生体情報変換 |
研究概要 |
当初計画を変え第4年度も公募を実施する事にした。従って計画研究の費用を一部公募研究にまわし、計画研究の規模を縮小して18人(1班5人、2班5人、3班5人、4班3人)とした。公募研究を32人に採択し、全体として50人の研究グループとしてスタートした。総括班に17人の班友を迎えた。研究の評価は昨年と同様7人の評価委員の先生に加わっていただいた他、公開ワークショプの4人の外国人講演者にもポスター発表の評価をお願いして、その評価文は最終NewsLetterに掲載した。グループとしての組織活動は全体会議でスタートし、共同研究の芽をつくり出した。本年は内部充実をはかるために4日間にわたる班会議を8月に岡崎で開催した。学生を含む若い研究者が連日100名程度参加し、夜はテーマを絞って各研究者が制限枚数内のOHPシートで自分の成果を話す討論主体の会にした。実りの多い会となった。夏の米国ミネアポリスにおける生物無機化学国際会議では、本グループのメンバーの発表(基調講演1、招待講演11、座長3、ポスター発表55)が全体に対して主要な役割を果たした。世界に於ける我国のレベルをアピールできた。全員参加の公開ワ-クショップは岡崎の分子科学研究所で2日間にわたって開催され大盛況であった。6件の招待講演(外国人4人、日本人2人)と108件のポスター発表があった。また本特定領域研究の総括的記事は、J.Biol.Inorg.Chem.の8月号のNews欄に、また各メンバーによる論文はJ.Inorg.Biochem.の8月号に特集号として発表されることが決まり、既にその原稿が編集者のところに集まった。
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