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1998 年度 実績報告書

蛋白分解のニューバイオロジー

研究課題

研究課題/領域番号 08278101
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 紘一  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (80011948)

研究分担者 勝沼 信彦  徳島文理大学, 健康科学研究所, 教授 (50035375)
岩永 貞昭  九州大学, 名誉教授 (90029942)
川島 誠一  東京都臨床医学総合研究所, 部長(研究職) (60008571)
田中 啓二  東京都臨床医学総合研究所, 部長(研究職) (10108871)
木南 英紀  順天堂大学, 医学部, 教授 (10035496)
キーワードプロテオリシス / プロテアーゼ / 蛋白分解 / バイオモジュレーター / 蛋白分解酵素
研究概要

平成10年度の特定領域研究「蛋白分解のニューバイオロジー」は2つの計画班と48件の公募研究からなり、選択的蛋白分解のメカニズム、蛋白質の寿命決定機構、蛋白分解による機能変換の実体等を明らかにし、バイオモジュレーターとしての蛋白分解の役割を明らかにすることを目指している。本総括班は、これらの班研究と公募研究の間の連絡調整、研究に対する助言指導等を行い、特定領域研究の種々の活動を主宰した。本年度は総括班会議を2回(7月、12月)開催し、本研究の推進について全体的な協議を行った。実際の班の運営については総括班会議のもとにワーキンググループ(委員6名)を設置し、計画実行を行った。行った主な活動は以下の通りである。
(1)ニュースレター「ぷろておりしす」の発行:班員相互の連絡、ならびに情報交換の場としてニュースレターを3回発行し、班員外の本領域研究者にも配布した。(2)国際シンポジウムの開催:「生物科学における蛋白分解の新しい意義」を平成10年11月24日に行い、外国人7名を招へいして最先端のシンポジウムを行った。(3)第3回公開シンポジウムの開催:「プロテオリシス:生理機能と病態の多面的アプローチ」を平成10年12月7日に開催し、6名のシンポジスト(含ドイツ人1名)に講演を依頼した。2つのシンポジウムはいずれも200名以上の多数の参加者があり、極めて活発な討論が行われた。(4)研究成果報告会:平成10年12月8、9日東京で開催し、本年度の研究成果を発表討論した。(5)若手シンポジウムの開催:平成10年11月4、5日、水上で若手シンポジウムを開催し、研究室の若手研究者、大学院学生など約50名が集まり、実際に研究を遂行する上での問題点を中心に活発な討論を行った。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Ono,Y.: "Structure and physiology of calpain,an Enigmatic Protease." Biophys.Biochem.Res.Commun.245. 289-294 (1998)

  • [文献書誌] Kinbara,K.: "Purification of native p94,a muscle-specific calpain and characterization of its autolysis." Biochem.Pharmacol.56. 415-420 (1998)

  • [文献書誌] Yamashita,T.: "Inhibition of ischemic hippocampal neuronal death in primates with a oathpsin B irhibitor CA-074: a novel strategy for neuroprotection." Eur.J.Neurochem.10. 1723-1733 (1998)

  • [文献書誌] Jones,B.: "Cystatin A expression reduces bile-saltinduced apoptosis in a rat hepatoma cell line." Amer.J.Physiol.275. 723-730 (1998)

  • [文献書誌] Tanaka,K.: "Proteasomes: structure and biology." J.Biochem.123. 195-204 (1998)

  • [文献書誌] Tanaka,K.: "Molecular biology of proteasomes." Biochem.Biophys.Res.Commun.247. 537-541 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2012-12-10  

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