研究課題/領域番号 |
08280103
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
花岡 文雄 大阪大学, 細胞生体工学センター, 教授 (50012670)
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研究分担者 |
柳田 充弘 京都大学大学院, 理学研究科, 教授 (80025428)
安井 明 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60191110)
真木 寿治 奈良先端科学技術大学院大学, 教授 (20199649)
品川 日出夫 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (40029799)
田中 亀代次 大阪大学, 細胞生体工学センター, 教授 (80144450)
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キーワード | DNA修復 / 除去修復 / 組換え修復 / 相同的組換え / 突然変異 / 発がん |
研究概要 |
研究代表者および研究分担者は、生物の保有する様々なDNA修復系と、その欠損によってもたらされる病態について、分子から個体までの巾広いレベルで解明するために、以下の3つに分類される研究を協力して進めた。 1)DNA除去修復機構とその修復欠損の分子病態 2)DNA相同組換えと組換え修復の普遍的機構 3)突然変異の分子病態 総括班としては、上記の研究が円滑に進展するよう、下記の活動を行った。 1)拠点研究室に予算を重点的に配分し、研究の一層の進展に努めた。 2)サ-キュラーを2回発行し、また全体班会議、第2班班会議、第1・3班合同班会議を開催して研究者間の速やかな情報交換を行った。 3)「遺伝的組換えとその制御」ワークショップ、“Workshop on DNA Repair and Mutagenesis"の2つの集会を共催し、研究者の交流をはかるとともに、新しい研究者の参加の場を作った。 4)総括班会議を開催し、主として本重点領域外で研究されている総括班員から、研究成果の評価、研究に対する助言・提言などを頂いた。 5)“3R Symposium"、シンポジウム「遺伝的組換え機構とその重要性」を協賛し、当該学問分野の普及に努めた。 6)海外で開催された著明な研究集会に参加・発表し、情報交換を行うとともに、当該分野で活躍している外国人研究者をわが国へ招待し、最新の知見を得た。
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