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1996 年度 実績報告書

大学物理教材のネットワーク化

研究課題

研究課題/領域番号 08300015
研究種目

基盤研究(A)

研究機関中部大学

研究代表者

宮脇 澤美  中部大学, 工学部, 教授 (70097674)

研究分担者 柴田 祥一  中部大学, 工学部, 助教授 (20267909)
阪田 泉  中部大学, 工学部, 講師 (30139993)
阿部 龍蔵  放送大学, 副学長 (90012202)
原 康夫  筑波大学, 物理学系, 教授 (10015505)
宗像 義教  中部大学, 工学部, 助教授 (90131169)
キーワード基礎物理教育カリキュラム / 物理教材モジュール / 物理教材の電子化 / ネットワーク / データベース / Webページ / マルチメディア / JAVA
研究概要

本研究は、知的産業創造立国の礎を築くべく、さらなる高度情報化社会に向けて、新時代にふさわしい大学の基礎物理教育の発展に貢献することを第一の目的とし、物理教育に関わる種々の教育情報(開発された(される)教材モジュール群等)をデータベース化する。それらをインターネットなどを通じて、国内外の教育関係者間で時間・空間を越えて対話し、相互に触発し合って多様な教育現場において有効にして最適な活用を可能にしようとするものである。
平成8年度は、補助金の内定が年度半ばであったが、本研究グループの核をなすメンバーは、以前よりの継続的な活動によって内定後直ちにインターネット環境の利用が可能となった。去る1月には、中部大学名古屋キャンパスにおいて、研究分担者らによる物理学研究会を開催し、「物理教材のネットワーク化」の活動方針が議論され、ワーキンググループの活動が開始された。
その後、サーバーの構築、サブ・ドメイン(nep.chubu.ac.jp)の取得、Webページ(http:www.nep.chubu.ac.jp)の公開、Javaメーリングリスト、NepNEWSメーリングリストの開設ネットワーク環境の充実を計るとともに、基礎物理教育カリキュラムの調査や最先端教材モジュールのを進めている状況である。これらは、ネットワークセキュリティ、ネットワーク利用の倫理規範の遵守は勿論のこと、教育情報の有用性・信頼性・権威性を高めるためにメンバーによる査読を行った後、随時Webページで公開、共有を画る予定でる。
なお、海外との情報交換は、アメリカのボストン大学並びにユネスコの下部機構であるASPEN(アジア物理教育ネットワーク)を通じて物理学教育関係者と共創を行う計画である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 宗像義教: "物理教材のネットワーク化" 物理学研究会講演予稿集. 2・1. 1-4 (1997)

  • [文献書誌] 柴田祥一: "現状装置の利用について-ネットワーク環境-" 物理学研究会講演予稿集. 2・1. 24-27 (1997)

  • [文献書誌] 宮脇澤美他: "理科教材のネットワーク化" 応用物理学会応用物理教育分科会物理教育シンポジウム予稿集. 9. 18-1-18-4 (1997)

  • [文献書誌] 宮脇澤美: "インターネット環境を利用した科学技術創造教育" 日本物理学会「大学の物理教育」. 97-1. 57- (1997)

  • [文献書誌] 宗像義教他: "物理教材のネットワーク化-大学初年級の物理学教育を支援するために-" 日本物理学会「大学の物理教育」. 97-2(発表予定). (1997)

  • [文献書誌] 宗像義教他: "物理教材のネットワーク化" 日本物理学会第52回年会講演概要集. 52・1. 882- (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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